4月10日 陪審因が証言者を馬鹿にする?

(Santa Maria Times 地元紙記者Steve Corbette より)

 

イギリスのケーブルTV”SKY NEWS”編集員 Robert Cole氏によると、陪審因達は彼が少年だった時にジャクソンに虐待されたと証言した元家政婦の息子について笑い、又おかしく馬鹿にしているのを耳にしたという。COLE氏によれば、他のリポーターもその発言、会話を耳にしたらしく、AP通信にコメントしている。以下はSanta Maria Times のSteve Corbett記者のコメント:

「私はその場にいましたしその事についてコメントしました。COLEと私は陪審因が休憩するテント(離れているテント)の傍を歩いていました。その場所は、外から見えないようフェンスとグリーンの防水幕によりしっかりと保護されていますが、傍を通ると声は聞こえてきます。傍を通ると、笑い声でがしっかりと聞こえてきました。始めはすすり泣きのように聞こえたのですが、やがて大きな笑い声と判明しました。COLEと私は、お互い顔を見合わせましたがそのまま歩き続けました。直ぐさま一人の陪審因が「オー、ブー、ブー、(からかう時に使用する)マイケルが僕を擽ったよ!」すると他の陪審因の笑い声が続くのが聞こえました。私たちの誰もが、誰がジョークをいったのか、又何がそんなに皆を爆笑へと誘ったのかは分かりませんでした。     SKYNEWSのプレス場所に戻った時、COLEはその事について話していました。彼は、陪審因が24歳の少年ー90年初めマイケルに性的虐待を受けたと証言したーを馬鹿にしていたということを考えていました。

始めは私はそう考えも付かなかったのですが、COLEの発言によりそう疑う必要がありました。

私が「本当に陪審因は少年について馬鹿にしていたのだろうか」と聞くと、COLEは「そうさ。」と応えました。COLEは元BBCのニュースレポーターであり、イラク戦争もSKYNEWSでカバーし大変賢く才能のある又抜け目のないジャーナリストである。彼がAP通信にコメントした「陪審因が証言した少年の発言や行動を馬鹿にして笑っている」という言葉はどうかは分からないが、ただ「何か起こったことに対して子供が泣いているような、笑っているような、彼の真似をしているような感じだった。私は名前も聞いていないし、何も特定したことは耳にしていない。もし彼らが少年にのことを話していたかそうでないかはわからない。」

ある女性リポーターが、同じく休憩時間に陪審因休憩所傍で、女性証言者をお笑いにしている声を聞いたと教えてくれた。彼女によると、一人の女性陪審因が馬鹿にした声で「誰か、その女性証言者の顔を見たかどうか」聞いていたという。リポーターがどういう発言をするにしろ、最高裁判官のメルビルは見つけ出さなければならないし、何が起こったのか調べなくてはならないと思う。

陪審因には、

ーケース(裁判)について話し合ってはならない

ー証言者や裁判について馬鹿にする内容を発言してはならない(陪審因の間で)

という規定がおかれている。

 

BANANA POINT:実はこのような、陪審因が検察側証言者に対して明らかな「否定的態度」を持っている、発言しているというのを聞くのは初めてではない。現地裁判所に足を何回か運んでいる支援者も「彼らが発言する時、まるで顔も見ていない」とか時には検察側の証言時、「退屈なのか頭を垂れて寝ている」のを実際に見ている。これら12人という人数によりスーパースターの人生が決定されてしまうと思うと怖いが、彼らも人間。連日6時間もの裁判所通いは疲労するのだろう。それに加え、明らかな偽証や検察の企みが見えてくればなお更やる気がなくなるのかもしれない。